100 TITLE/#1(No Theme)


001:君が弾くピアノは、いつだって悲歌劇
002:あの白い鳥が空に消えたら
003:真実を知りたくないのなら、来なくたっていいんだよ
004:無意味なことはないと、自分に云い聞かせる虚無感
005:どうか、これが一夜の悪夢でありますように
006:無垢な愛情という残酷な枷
007:時にはこの世界から眼を逸らしても良いのだろうに
008:風が吹いたので、雨が、降りそうだったので、
009:冗談めかしたその言葉の、なんと悲しい響き
010:そうだね、僕らは幸せになりたくてここまで来た

011:手を伸ばせば届きそうだったので、瞬く星の睫に
012:「痛いのでしょう?」「ねえ、この血が止まらない」
013:ここから去ったひとの子守唄が聞こえた気がした
014:その眼とその唇とで君は嘘をつく
015:初めて泣いたのは君の隣、最初で最後の涙でした
016:優しい言葉は要らないよ、どうか君を憎ませて
017:誰かの道を正すほどできた人間じゃあないのだけれど、それでも、
018:欲しい言葉をすべてくれたあなたに私があげられるものは、
019:もう耐えられないと逃げ出したひとに
020:希望の影を追いかけて、絶望の過去に追いかけられて

021:沈む太陽と命のサイクルと、哲学者の振りをする私
022:君には笑っていて欲しい、なんていう陳腐な科白
023:愛しい薔薇を手折るかのように
024:いっそ突き放してくれたら良いのにと、云う我侭
025:まわる世界にめぐる月日と戻らぬ時の残酷さ
026:知らないとでも思っていたのかい、可愛い君
027:火傷の痣を隠すように火をつけた
028:追いかけていた青い鳥はいつしか君の籠の中
029:眼を閉じて、耳を塞いで、幸せな振りをする
030:歌えない歌を歌う詩人の歌を歌っているのは誰?

031:迷子の僕等の行き着く先は既に決まっているのかもしれないけれど
032:手をつないでいて、怖い夢を見ないように
033:瞼の裏側にエデンを見た
034:自由に流れるあの雲に、自身を重ねていたあの頃
035:置いて行けるわけないでしょう
036:それでも先に行けと云うのは、君の傲慢だ
037:掌にある、まだ、捨てはしない
038:その涙が真実なら、昨日の嘘もまた真実
039:鬼さんこちら、来れるものなら、
040:抱きしめているのにどうしてこんなにも孤独なのか

041:離してはいけないよ、この手を
042:最後のワルツは君と、沈まぬ月の蒼き夜に
043:君なしには生きられない弱い僕は
044:涙は流れるんだね、この眼にはもう光などは宿らないのに
045:結ばれぬ僕らのノクターン
046:霧の向こう、無くした私が呼んでいる
047:いずれにせよ、どうせまた始まるのだ
048:居たたまれないほど哀しそうに踊る、その訳を、
049:欲望のままの正義
050:交錯する想いがほどけない

051:荒んでいるのは何よりも、
052:サボテンの棘くらいの痛みなら良かったのに
053:アイスティーの氷が溶けきる前に
054:会いにきてよ、僕が欲しいなら
055:この争いに勝つことが唯一の道だとするのなら
056:ごめんなさいと哂う。ありがとうと嘆く。
057:花火のような命ならよかったのに
058:朝焼けに願うのは、幸多き君の門出
059:ミルクティーにレモンを少々
060:もっとしっかり眼を開けてごらん、思いのほか、世界は綺麗だよ

061:この両の手から零れ落ちていくもの
062:この両の手で掴み取ろうとしたもの
063:この傷はきっと消えまい、消そうとも思わないけれど
064:真実しか語らない口なら塞いでしまえ
065:この喜劇の終幕に寄せて、拍手の海のなか
066:僕が莫迦だったんだよ、ねえ、莫迦なくらい君を愛していた
067:ソーダ水の向こうに泡立ち揺らぐこの世界
068:甘い唇を舌でなぞる
069:聞かせてよ、わかっているもの、だから嘘でもいいの
070:履けない靴を無理やりに履いて躍り続けた

071:赤い糸が絡むので僕と君はわかり合えない
072:手をつないでいてよ、離されたら、死んでしまう
073:朝が来て昼が終わり夜の帳が静かに下りて、その日々の向こう側
074:「死んでいいかな」「そんな権利もないくせに」
075:愛しているよ、愚かなあなた
076:飛行機雲が消える前に眼を閉じる
077:空があまりに青いので、泣けた
078:灰色のカラーコンタクトは似合わないって云ったろう
079:そのナイフは切れないよ
080:白濁とした浮世

081:ステレオから、愛していると聞こえた気がした
082:呪文を教えてあげようか、誰からも愛されるように
083:錆びたメリーゴーランドの軋む音
084:光を見た思いがして、振り返った、今日という日
085:音速の世界へ、君と、この星を旅立とう
086:あたたかなものばかり求めてきたので、どうか、独りにしないで
087:ひとりでも歩めよと、云う、君の冷たい優しさ
088:何度伝えれば、僕の欲しい言葉をくれるの
089:純白のドレスと透明な涙と、消えていく思い出と
090:削り取ったのは、輝かしい明日

091:誓ったはずだった。それでも、それでも、
092:千羽の鶴が羽ばたくために
093:ご覧よ、美しくも愚かな我々の生き様を
094:深い緑の国では生きられぬ
095:音を喰らう雪が、この命を舐めている
096:僕を喰べてくれたら、君とひとつになれるのに、
097:虚空にも似たあなたの愛
098:傷つけて、傷つけられて、その繰り返しの先にある世界は、
099:前を向いて歩いてきたことをどうか、肯定しないで下さい
100:遠い明日から、過ぎ去った昨日から、僕を呼ぶ声がした



100 TITLE/#2 (奇跡を予感させるもの)


001:告白
002:契約書
003:試験
004:夢
005:ワインボトル
006:手紙
007:留守番電話
008:手帳
009:日曜日
010:内緒話

011:忘れ物
012:停電
013:駅
014:秘密
015:過去
016:誕生日
017:指輪
018:別れ
019:星占い
020:指先

021:目配せ
022:雨
023:シルエット
024:バス停
025:呼び声
026:冬の終わり
027:出発
028:万華鏡
029:涙
030:切符

031:再会
032:決意
033:白紙
034:指切り
035:諦めない
036:夕焼け
037:腕
038:空模様
039:扉
040:ウェディングドレス

041:箱
042:着信履歴
043:孤独
044:問い
045:答え
046:真夜中
047:グラウンド
048:終電
049:腕時計
050:こんぺいとう

051:公衆電話
052:エアメール
053:手をつなぐ
054:窓
055:風邪
056:嘘つき
057:浜辺
058:嵐
059:明け方
060:こども

061:砂時計
062:図書室
063:12月
064:雪
065:赤い糸
066:マフラー
067:眼鏡
068:追いつく
069:失う
070:古書

071:友達
072:傷痕
073:形見
074:頬杖をつく
075:レンタルショップ
076:夏祭り
077:写真
078:靴紐
079:迷い
080:抱きしめる

081:硝子の欠片
082:カメラ
083:天気予報
084:古城
085:微笑む
086:倒す
087:夏空
088:言伝
089:蝉時雨
090:傘

091:あたたかい掌
092:逃避行
093:時計台
094:信じる
095:時々
096:赤いポスト
097:深夜放送
098:水滴
099:打ち明ける
100:最愛の人